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早漏改善のためにセントジョーンズワートのサプリメントを服用するのはおすすめできません。

【セントジョーンズワート 副作用】などのキーワードで検索すればわかりますが、セントジョーンズワートには多くの副作用があることが確認されています。

代表的なものとして

①日光過敏症
太陽の光に当たることによって、皮膚に痒みや湿疹が現れる症状。かなり出やすい副作用です。

②動機や発汗
こちらも出やすい副作用です。

③頭痛やめまい、吐き気
初めて飲んだ際や過剰に摂取してしまった場合に出ることの多い症状です。

④下痢や便秘など胃腸の問題
空腹時に飲むと出やすいです。

などがあります。

サプリメントでここまで副作用があるものは珍しいと思って調べてみると、セントジョーンズワートはヨーロッパでは医師が処方する医薬品として使われているようです

副作用の内容を見てもSSRIに近いものがあるので、サプリメントだからと軽い気持ちで服用することはおすすめできません。

セントジョーンズワートに関する調査

ちなみに【セントジョーンズワート DHC 副作用】で検索するとこんなページがヒットします。

以下引用

セントジョーンズワート

【Rating】効果☆☆☆☆ 安全性○○
・うつ病に対して医薬品と同等の効果がある。
・即効性はなく2~3週間継続すると効果が現れる。
・単独使用での安全性は高いが、医薬品との併用には注意。

【背景】
 セントジョーンズワート(和名:セイヨウオトギリソウ、以下「SJW」)は、軽症から中等度のうつ病やうつ状態に対して医薬品と同等の効果があり、副作用の発現頻度は医薬品よりも低いことが示されている
 SJWは、単独で利用する場合には、安全性は高い。
 ただし、肝臓での薬剤代謝酵素に影響を及ぼし、他の医薬品の血中濃度を変化させるため、医薬品と併用する際には注意が必要である。
 日本やアメリカではサプリメントであるが、ドイツやオーストリアでは、処方箋の必要な医薬品として扱われている。

【期待される効能】
 軽症から中等度のうつ病・季節性(冬期)うつ病。不安症・神経症。

【作用メカニズム】
 うつ病では、何らかの原因により、脳内の神経伝達物質であるセロトニンやノルアドレナリンの量が減少している。SJWには、ヒペリシンやヒペルフォリン、フラボノイド系ファイトケミカル、タンニン類などがある。単独の成分が抗うつ作用をもつのではなく、複数の有効成分の相互作用により、SJWの効果が得られると考えられている。

【科学的根拠】
 これまでに行われたたくさんの臨床試験において、SJWが軽症から中等度のうつ病に対して、効果のあることが示されてきた。具体的には、23の臨床試験に参加した1757人の患者において、抗うつ効果が報告されている。これらの臨床試験における平均的な投与期間は、4~8週間である。
 8つの臨床試験では、SJWの効果が、医薬品(抗うつ薬)と比較されており、SJWが医薬品と同等の効果をもつことが示された。
 ただし、重症のうつ病患者を対象にした臨床試験では、SJWの効果は認められない(同じ臨床試験において、比較のために用いられた医薬品のほうも、効果は認められなかった)。SJWは軽症から中等度のうつ病に効果があるサプリメントだ。

【摂取方法】
 SJWは、即効性はないため、少なくとも2~3週間程度、継続して服用する。標準化された製品は、ヒペリシンを0.3%程度、あるいはヒペルフォリンを3~5%程度含むように調整されている。
 1日あたり500~900mg摂取する。1800mgまで増量可能。

【注意事項】
 SJWによって、日光に敏感になり日光が当たった部分に発疹や発赤などの皮膚症状が出る日光過敏症を生じることがある。そのため、強い紫外線などを浴びないようにする。動物実験では、日光過敏症は、SJWの投与量の増加に比例して生じる。
 なお、日光過敏症というのは特殊な病態ではなく、一般的な医薬品などで生じる場合や、原因不明のケースが多く認められる。また、日光過敏症ではなく、アレルギーのため発疹や皮膚のかゆみなどの症状が現れることもある。
 以上のような場合、サプリメントの摂取量を減らして様子をみるか、あるいは中止する。
 SJWを使用する際の注意点は、いくつかの医薬品との相互作用をもつことである。これは、SJWの成分によって、肝臓の薬物代謝酵素であるチトクロームP450、特にサブタイプのCYP3A4とCYP1A2が誘導され、同じ酵素によって代謝される他の医薬品の血中濃度に影響するために生じる。また、SJWは、薬剤の排泄を調節するP糖タンパクにも影響を与える。
 その結果、経口避妊薬(ピル)や抗HIV薬(インジナビル)、ある種の免疫抑制剤(シクロスポリン)や抗不整脈薬、気管支拡張薬(テオフィリン)、血液凝固防止薬(ワーファリン)などと併用すると、それらの効果を減少させることがある。また、一部の抗ガン剤との相互作用も知られている。したがって、何らかの医薬品を服用している場合、SJWを併用する前に必ず主治医に相談する。
 SJWと併用できない医薬品として、抗うつ薬の一種であるモノアミン酸化酵素(MAO)阻害薬(塩酸サフラジン)がある。
 一般に、セントジョーンズワートは、抗うつ作用のある医薬品とは併用しない。たとえば、医療現場でよく用いられるSSRIという種類の抗うつ薬と併用すると、過剰症を引き起こす可能性がある。
 このように、SJWは、他の医薬品と併用する際には注意が必要である。しかし、うつ病に対しては医薬品と同等の効果があり、医薬品よりも副作用は少ないのも確かだ。SJWを上手に利用することで、効果を得るようにしたい。

ここまで引用

つまり、【他の薬と併用すると危険】【SSRIなどの薬に比べれば、抗うつ剤としては副作用が少ない方】ということのようです。

早漏防止サプリメントを試してみようのページでも書いたとおり、トリプトファンサプリメントはよほど過剰摂取しない限り副作用はないので、早漏対策としてサプリメントを飲む場合はそちらをおすすめします。