体位の変更による早漏対策は、読んですぐにできる即効性のある改善策です。
ただし、早漏にならないためにと【セックスは毎回バック】、なんてことをすると逆に嫌われて彼女に振られてしまうことになるかもしれないのでご注意ください。
基本体位と早漏
まずはよく使われる体位である【正常位】【後背位(バック)】【騎乗位】と早漏との関係を紹介します。
・正常位
密着度が高く、腰も振りやすく、女性の喘ぎ超えや吐息まで聞こえる、非常に射精しやすい、早漏の人にはおすすめし難い体位です。
一方で女性の人気は高く、『顔が見えないのは嫌』と女性に言われ結局いつも正常位でしている、という話も珍しくはありません。
早漏の人が正常位でする時のポイントは【キス】です。正常位が好きな女性はほぼ確実にキスは好きなので、キスをしながら腰を休めるのが正常位で早漏にならないために最重要なテクニックと言えるでしょう。
・後背位(バック)
腰を振るのが非常に簡単なのでつい調子に乗って高速ピストンをしてしまうとあっさりイッてしまう体位です。この体位でセックスする場合は自制心をしっかり持ちましょう。
肌のぬくもりや耳元で喘ぎ声が聞こえるようなことはないので、それらに弱い人はバックのほうがいいかもしれません。お尻フェチの人は興奮しやすくなるので止めておいたほうがいいでしょう。
女性にとっては『顔が見れないし、動物みたいに後ろからガンガン突かれるので嫌』という人も少なくありませんが、一方でちょっとMっ気のある女性は『支配されている感じが好き』なんて人もいるので、このへんは好みの問題ですね。
ただ、嫌いな人は本当に嫌いなので早漏には効果があっても使えない場合もあります。また、『高速ピストンが好きなのでバックが好き』という女性にとっては、早漏の男性の自制しながらのピストンは逆に欲求不満になることもありえます。
・騎乗位
騎乗位が早漏にとってよい体位かどうかは相手の女性のテクニックによっても左右されます。なので一概にはいえませんが、自分が予期しないタイミングで刺激されることが多いため、『つい出ちゃった』となる可能性は高いといえるでしょう。
騎乗位も女性によって好き嫌いがはっきり別れる体位で、『自分から動くのははしたない』と思う女性にとっては絶対にしたくない体位で、『相手が自分の動きで気持ちよくなっている顔を見るのが好き』という人にとっては好みの体位ですね。
また、スタート&ストップ法の応用で紹介したような、電動オナホールを使ったトレーニングで慣れている人にとっては射精のコントロールがし易い体位といえるかもしれません。
早漏の人におすすめの体位
早漏になりにくい体位としておすすめなのが次の2つです。
・対面座位
やり方は正常位で挿入後、相手を抱きしめて上体を起こせばOKです。
密着度は高いですが非常に動きにくい体位です。挿れてすぐにイッてしまうような人でなければかなり挿入時間を伸ばすことができると思います。
また、腰の動きが少ないので射精のコントロールの練習がしやすい体位でもあります。
しかし対面座位の一番のポイントは女性に受け入れられやすい体位であることです。
正面から抱き合った状態で顔も見れるしキスもでき、【つながっている】という実感が得られやすいので対面座位は女性の満足度が高い体位です。
バックや騎乗位は嫌という女性でも受け入れやすいので、早漏の人はまず対面座位を試してみるといいと思います。
また、対面座位で女性に気持ちよくなってもらうためには前戯のテクニックが特に重要なのでそちらも磨いておくと良いでしょう。
・側位(背面側位)
男女とも横向きになり、後ろから挿入する体位です。
こちらも動きにくいため、自然とスローセックスになる体位です。
顔を見られるのが恥かしいという女性に大変人気な体位で、ギュッと抱きしめたままセックスができるのでこちらも女性の満足度は高いです。ただ、キスが好きな女性には不評なのでその場合は対面座位にしましょう。
この体位は胸やクリトリスの愛撫が非常にしやすいため、愛撫のテクニックが重要なになります。その分腰はそれほど動かさなくていいので早漏の人は腰使い以外で女性を満足させられるよう頑張りましょう。